こんな小さな僕にでも

こんな小さな僕でも

できることがあるんだ

人の健康回復に役に立ったり

次世代の人たちのために

自分が背負ってきた

世の中の理不尽さや

様々に経験してきたことや

これからの時代を

生きていくための知恵

それを伝えてあげたいんだ

いろんな人がいたよ

どうしょうもないくらい

愚かな人から

真似することができない程の

賢者までね

そしてその人たちが

若い時代にどんな生き方をして

数十年後にどうなったか

この60年で

はっきりと見てきたんだ

畢竟、

若い時に感じとっていた

予測が外れたことは

ほとんどないんだ

全ては因果応報に

人生の物語は進んでいた

芸術家や芸能などの

絶対的評価のない世界を除けば、

「こういう生き方をすれば

数十年後にこういう人生を

送ることになる」という

大まかなストーリーは

世間をよく知る知恵者が

周りにいなければ

若い世代で自覚できる人は

かなり少ない

若い時代に頑張らなかった人には

過ぎ去ってしまった時間の後で

後悔が待ち受けている

先を見越して生きるということは

何歳までにお金をいくら貯蓄するとか

何歳までに結婚するとか

何歳までに家を建てるとか

そういう小さなことを

自己中心的に空想することではない

それさえも、多くの人は

後になって、気づく

遅かりし。

人生の麗しい時期は短い

その人生を好転させるには

自分の愚かしい考え方を捨て

道理の優れた生き方をしている人の

そばで生きることくらいだろう

チャンスは何度も来ない

アンテナを立てて

周りをよく観察することだ

あらゆる世の中の現象は

原因と過程と結果が

結びついているものだ

こんな小さな僕にでも

まだまだ、

できることがあるんだ

だからね、

頑固ジジイでも構わない

時代遅れと言われてもいい

この混迷の時代だからこそ

僕の経験したことを

伝えておかないといけないんだ

押し付けるつもりはないんだ

未来を見据えた経験談は

頭の片隅に置いておきな

何年か、何十年かしたら

僕の言葉が

理解できる時が来るからね。