バトンを渡すタイミング

いろんなところで

古い体制が

崩れ去っていくのを

目の当たりにする

この頃。

種々のいわゆる

業界といわれる世界は

牛耳っていたドンが

消えると古いシステムは

求心力を失って

散開してゆく。

いつまでたっても

一線を離れずに

頭ごなしに勢力分布を

我が物顔にのさばり続ける

いわゆる老害と呼ばれる

一握りの重鎮が

力を持たなくなれば、

新しい時代を迎える

チャンスが到来するだろう。

若い人たちの力を信じて

世代のバトンを渡す覚悟のない

大人は、美しくない。

わたくしもすでに老害かもしれない。

できるだけ若い人たちに

迷惑をかけないよう

バトンを渡すタイミングを

見据えながら

人が求めてくれる限りは

今やれることを精一杯

やっていこう、と内省する