予測

予測は

おきている現象について

その先に起こりうる可能性を

狭めていくこと

 

たとえば本を読んでいるときに

次を予測しながら考えて

進めているはず

 

予測通りだと

飛ばし読みになって

やはり

つまらない凡夫な結論で

がっかりする

あるいは安心する

 

予測から大きくそれると

精読する

不思議に思ったり

真相を知りたくなったりする

 

一般的な評論文だと

そのジャンルに

無教養でないかぎり

読んで正しいことを

確かめるだけだから

内容を把握するのは

実は簡単なこと

 

小説は自分との感性の度合いで

良い悪いが分かれる

 

随筆は作者の独自な発想に

引き込まれると

その世界観を味わいたくなる

 

一番精読してしまうのは

随筆だと思って読み進めていくと

実は評論的な内容が含まれている

ジャンル分けしにくい文章

きっと頭のいい筆者に違いない

 

客観性と主観性

抽象性と具体性

それを見極めながら読まないと

内容理解が曖昧になってしまう

 

深く考えるクセをつけるには

そういう文章が必要に思える

 

特定の作者で限定できないので

紹介するのは難しい

そういう文章に出逢えることが

読書の楽しみかもしれない

 

いつも予測通りより

予測外れを組み込んでいる

本に出逢うと感動するが

予測を外す方向に

進むかもしれないと

推測する予測力も

身についてしまう

 

書物の世界も

現実の人間関係も

予測通りであったり

そうでなかったり

喜怒哀楽があって

そこが面白い

 

生きるってのも

そういうものかな