見られたくない顔

確かにある

ひとに見られたくない顔

 

目が充血して疲れている顔とか

 

男性なら

寝起きで髭ずらの

ぼーっとしている顔

 

女性なら

すっぴんで眠そうな

腫れぼったい顔

 

怒っているときの顔

悲しんでいるときの顔

 

そんな顔くらいなら

かわいいもんだ

 

それとは全然異なる

いろいろな気持ちに根ざした

見られたくない顔があるはず

 

それを受け止めてくれる人が

いる人はしあわせ

 

ひとに見せたくない顔を

見せられるひとがいるなら

心は安心して過ごす

 

ところが、なかには

あの人の顔ってね。。。っと

見られたくない顔を

言ってまわるひともいる

 

そんなひとがいるなら

心は不安定になる

 

見られたくない顔を隠して

仮面をはずさないままの

幸せなら、いらない。

 

仮面をはずすと

強欲な汚れた魂が現れて

幸せをかみ砕いてしまうだろう

 

その幸せって、ニセモノ

猫をかぶっていただけ、なんて

 

見られたくない顔は

いくら時間が過ぎ去っても

消え失せてはくれないから

すべて受け止めて

心の中にしまい込んでくれる人が

現れるまで、

幸せにはなれないのかもしれない

 

口外されることもなく、

見られたくない顔を

隠さずにいることの出来る

誰か・・・

 

見られたくない顔、って

本当は

真実を語るこころ

かもしれない

 

受け止めて

自分だけの秘密に

しておいてあげる、って

そこまで守ってあげないと

真実を語るこころは

折れてしまう