時代と共に走る言葉

令和の今、

「ノーカット」と聞けば

公正でクリーンなイメージが浮かぶ

反対語は

「編集」とか「切り抜き」かな

話者の言いたいことを

一切編集せずにありのまま伝える

特に政治関連では「ノーカット」は

偏向報道を回避するための

評価すべき報道姿勢を示す

昭和ならどうだろう

「ノーカット」といえば

クリーンなイメージはなかった

男性諸氏のみ

その言葉に反応していたかもしれない

今なら「無修正」というのだろうか

反対語は

「モザイク」とか「黒塗り」かな

例えが悪くて、

お叱りを受けるかもしれない

言いたいのは、

言葉は時代と共に変化するということ

ある言葉のイメージが変われば

当然ながらその反対語も

違う言葉で置き換えられる

言葉は時代に伴走している