テレビ画面越しに思うこと
テレビの画面越し
テレビを見て
笑っていたいんだ
娯楽といえば
テレビ番組
次の日は
テレビのはなし
みんな、
同じ番組を見ていてさ
やれ、面白かっただの
やれ、かっこよかっただの
昭和には単純な平和があった
それはそれでよかった
・
裏の話はあまり見聞きしたくない
あの芸人、実は・・・
あの歌手、実は・・・
そんなこと知りたくもない
・
画面を通して
楽しませてくれる部分だけでいい
プライベートがどうかなんて
聞きたくもない
・
単純にテレビを娯楽として
楽しみたいだけなのに
いい人か悪い人かなど
違法なことをしたら
追放されてしかるべきだろうが
芸能人のプライベートなど
娯楽とは何の関係もないと
僕は考えている
・
芸能界など
美味しいものを食べて
旅をして
それを番組に流して
お金儲けをしているような世界だよ
とてもカタギではない
分かっていて見ている
・
芸能人も
テレビを見て楽しんでいるものが
がっかりしないように生活しては欲しいけど
令和のいまは通用しない
これまで暗黙の了解で目をつぶっていた
芸能人の豪快さ
悪いことを是認したりはしないけど
・
テレビ時代は幕を引き
ネットの他の媒体が主流になって
チャンネル数は無限大に膨張する
・
わずかな仲間で、あるいはひとりで
自分の好きな映画を見たり
自分の興味に沿った本を読んだり
日本は
高度経済成長期よりずっと前の
瓦版の時代に戻っていくような気がする
・
狭い世界でコミュニティを作り
ときどき世俗的な動きを気にする
・
マスメディア主体の時代から
個別に集めた情報の中で
生きていく時代
・
グローバルスタンダードを
少し意識しながら
そこに当てはまらない
パーソナルスタンダードの繋がりの中で
小さく楽しく温かく
生きていくことになるだろう
・
もちろん、
昔のように家長が仕切る家族という
形態ではなく、
もっともっとちいさいコミュニティ
・
新しく名前をつけないといけないね
・
「家族」”FAMILY”という
カテゴリーではなくて。
とりあえず「かまくら」でいいかな
英語でも”KAMAKURA”で通じるから。