平凡さ
平凡って何だろう
いい意味で言うと
いいときと悪いときの
差が小さいこと
変化がない事
平凡は、いいと思う
一方で
平凡は退屈なものだ
変わりばえのしない
毎日に満足できない
人もいる
相も変わらない あれこれ
サザエさんの中の世界
笑点の大喜利
80年代のユーロビート
お決まりの晩酌
有馬記念の勝ち負け
大相撲やNHKの朝ドラ
紅白歌合戦
日本文化の平凡さの象徴
変わりばえのない
生活に満足する人と
それでは不満足な人もいる
そろそろ
今までの日常の平凡さを
変えてしまっても
いいのではないだろうか
パラダイム変換
平凡さが質的に変わっていく
そういう時代が訪れている
いつまでも同じ事ばかりに
満足したり安心したり
していられなくなる
それって、
進歩といえるかどうかは
わからないけれど
結局は、当たり前な発想だ
だからやっぱり
平凡な考え方からは
なかなか逃走できない
せめて、
人とは違うことをしていたい
自分らしさが時代に添わなくても
気にしないでいたい
はやりの楽曲も
流行のファッションも
生きている時間が長くなると
同じものの繰り返しか
いまだに古いことを
やっているって、
感じることが多くなる
それって70年代のあれ
それって80年代のあれ
そんな、あれ、ばかりでは
つまらない
本当に新しいことは
若者文化から起こるはずだが
なかなか出てこない
若者が新しいと考えてしていることが
実は古い時代に存在していたものと
何ら変わりがないことが多い
ため息を一つついて
古い時代を懐かしんでいる
50歳を過ぎれば、
ゾンビに等しいと
自分自身を定義している
若者よ、
ゾンビに
からかわれていても
いいのかい?