鯖の塩焼きを食べると

思い出す青い食堂

店の名前は覚えていない

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それは京都府京丹後市の

IR網野駅の前にある

小さな定食屋

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外から見ると

特に魅力を感じることもない

青い建物だけど

出てくる食事は本当にうまい

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だけどメニューを見るまでもなく

「鯖定」と頼んでしまう

・

皮まで全部美味しくて

魚の食べ方が下手な僕でも

骨だけが残る

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店の人にはそのつもりはなくても

青い食堂の本当の意味は

青魚なのではないかと思えてくる