あてどなき旅

片付けが終われば

旅に出よう

バスに乗り

列車に揺られ

船に乗り換えて

行き着く先には

リスの囀り

カリヨンの響き

波の満ち引き

天狗囃子に

耳雨の幻聴

それとも人の音

満天の星々を仰げば

天球の音階が

目を耳を和ませる

季節も場所も交錯する

そこは、どこだろう