いくら夜空を眺めても

月は落ちてこない

月は地上で一休みしようとしない

それは自然現象が物理法則を

厳守しているから

・

我々の感情的な側面を無視して

感情とは次元の異なるルールに従って

存在しているから

・

それでも人間は

月でうさぎがお餅をついているとか

三日月は月がウインクしているんだとか

満月は大きなあくびだとか

時々の感情を介して月を観察している

・

自然現象を数式で考える

それはスッキリしてわかりやすい

自然現象を感情的に考える

それは曖昧だけど無限の観察力

・

スッキリと曖昧のバランス

持って生きていたいよね

・

さて、はて、

月はどっちに出ているのだろう