お赤飯

大人になって

好きになった食べ物

お赤飯

 

子供の頃には

行事や祝い事で食べる

無機質で

喉を詰めそうで

厄介者で

食べたいとは思わなかった

季節感のない食べ物

 

いつの間にか

ありがたく

いただけるように

なっていた

 

秋には赤飯に

栗が入っていたり

本当は

季節感も味わえる事が

分かった

 

行事ごとの意味を考えたり

見た目の光沢を楽しんだり

少しごま塩をふってみたり

 

空腹を満たすために

食べるものではないのかも

しれない

 

口にするときに何を思い

どういう意義があるのか

それを噛みしめる

 

いつの間にか

赤飯が好きになっていた

 

赤飯はおそらく

食べる人間を選んでいる

 

お赤飯、

眺めていると

その味を確かめるだけの

成熟加減が必要な気がした