しもやけ

寒さの中

散歩を始めた

 

手が悴んで

霜焼けが出来た

 

手をポケットに

突っ込んで歩くのは

どこかへ急いでいるみたいで

散歩にならない気がして

普通に歩いていた

 

3日も続ければ

手の甲は霜焼けて

赤くなり

ピリピリと

痛みを感じるようになった

 

冬の寒い時期に

霜焼けができるのは

今に始まった事ではない

 

思い返すと

中学生の時からだ

 

痛みは

思い出を甦らせる事がある

 

手袋を買うことにしよう