カメムシ草

誤解を恐れずに

言ってしまうと

世の中には

奇妙なものを

好んで食べる

食生活がある。

それは僕から眺めての

偏見であって

他の人から見れば

全く意見が異なる。

カメムシみたいな

匂いのするパクチー。

実際、日本では

カメムシ草と

呼ばれることがある

ある県では

カメムシのことを

「じゃぐじ」と呼ぶそうだ。

カメムシは方言として

さまざまに呼称がある

不思議なものだ。

黒板消しのことを

「ラーフル」と呼んだり

鰻のことを

「まむし」と呼んだり

愉快な世の中だ。

食べ物の話に戻ると

セロリとか

ピクルスとか

ゴーヤとか

レバーとか

ホルモンとか

缶詰のアスパラガスとか

どうして

美味しいと思う人がいるの

だろうか。

もちろん、人の好みを

邪魔をするつもりはない。

「蓼食う虫も好き好き」

昔からそう言われている。

そういうものなのだろう。

自分が美味しいと思うかどうか

であって、

他人が口出しすることではない。

余計な言葉を口にすると

世の中が歪んで

上手くいかなくなるしね。

いらんこと

ゆうてしもた。

知らんけど。