クリスマス・イブの夜を抱きしめて
雪が降っています
雪が降り続いています
風もなく
大粒の雪が
ゆっくりと
地面に積もっていきます
耳を澄ますと
小さな声で
賛美歌が聞こえてくるのです
鈴の音も聞こえてきます
サンタクロースが
歌っているのでしょうか
トナカイに乗っているのでしょうか
窓から空を見上げて
探してみました
サンタクロースの邪魔をしないように
早く寝ることにしました
この神聖なる夜に
わたくしは
祈りを捧げて
目を閉じ
朝を待つことにしました