パラノイア

本土決戦に備えて

女性が行っていたのは

槍で突く稽古だった

 

勝てるだろうか?

 

だれもが

お国のためと

何も疑わず懸命に

あるいは

何も疑わないふりをして

槍で突く「仕草」だった

 

第二次世界大戦で

本土決戦が始まったとき

敗戦は予測されていたという

何のための戦いだったのだろう

一部の政治家や軍部の中枢の

プライドを守るためだった?

 

個人レベルで考えてみよう

ヒトは若い頃に影響を受けた

環境やほかのヒト達の総体として

出来上がる

 

その個人が

特にヒトに迷惑もかけずに

平凡に生きてみたり

 

ヒトに迷惑をかけて

檻の中に入ったり

入らなくて知らん顔したまま

生きてみたり

 

自分のしたいことを仕事にして

それが世の中の役に立ったり

したくもない仕事をして

生活の糧のために働き

疲れた体を

酒を飲んでまぎらせたり

 

礼節をわきまえるヒト

わきまえないヒト

 

みせかけのやる気を

出したところで

所詮3日坊主なヒトと

 

本心でやる気を出して

ストイックにあるいは

はやりのSDGs的に

継続的に頑張れるヒトと

 

個人レベルで考えても

日常生活や

何らかの目標のために

生きるヒトにも

戦争と同じようなことが

起こりえる

 

戦争は

何のための戦いなのでしょう

 

戦争を指揮するヒトの

個人レベルのパラノイアが

他のヒトを巻き込んで

大きな負の渦を作っているだけ

ではないのか

 

第一次世界大戦は

スペイン風邪のパンデミックが

終わらせたともいわれている

 

第二次世界大戦は

原爆投下で区切りがつけられた

 

第三次世界大戦?は

コロナウイルスのパンデミックが

併存しながらも

情報戦と

最新兵器をちらつかせている

 

誰のせいなのか

誰のいうことが正しいのか

本当は、よくわからない

 

ただ、たくさんの人々が

死にたくもないのに

命を落としている

 

一体どのような結末を

むかえるのだろう

 

普通に生活していたいのに

殺されたりするのはイヤだ

 

それが反戦の理由

 

人殺しの片棒をかついだり

それを阻止するために

やはり人殺しをするって

究極の矛盾

 

誰も死にたいなんて

思ってないよ

 

権力とかいうものをもつ

個人レベルのパラノイアが

たくさんのヒト達の

迷惑になっているのは

許されるものだろうか

 

ご近所に住んでいる

偏屈おじさんとは

話をしたくない。

でも

話し合わないといけない。