ホワイト・シャイン

ささやかな朝の香り

まだ名前も持たない

生まれたての朝日が

輝いている

ホワイト・シャイン

それは

陽だまりを予感する

天使のときめき

沈黙の輝きが心地よい

惜しみなく降り積もる

粉雪の上を歩いても

自分の足跡を

ホワイト・シャインが

埋めてくれている

世の中の汚れをすべて

覆い尽くして新しく

世界を作ってくれている

ありがとう

息まで白くほどいてくれて。

ささやかな朝の香りと

生まれたての朝日を

降り積もる雪の反射で

受け止めた

ホワイト・シャインの中で

時間がおだやかに流れ

こだわりから解かれて

すべての記憶が柔らかくなる

何もかもが美しくなる