ラブソティが聞こえる

あなたに見せたい海が
ここにある


夕陽が綺麗なんだ
気に入ってくれるだろうか
僕の好きな海の風景なんだ


砂浜に残像
僕一人の足跡
何度も来たよ
海の向こうにある
知らない世界に憧れて
日常のつまらないことを
波に紛れ流すんだ


そしてまだ知らない
あなたのような人が
海の向こうにいる空想を

さざ波に押し付けて
海を後にした日々を
過ごしていたんだ


寄せる波が君の存在を
耳打ちしてくれたんだ
僕はそれを信じたよ


今度は砂浜の足跡
二人になったんだ
夕陽が綺麗だね
君はもっと、
綺麗だよ