一陽来復

「冬来たりなば、春遠からじ」

“If winter comes, can spring be far behind?”

そんなふうに感じて

今を楽しみ、未来を想う

冬が通り過ぎて春が来ると

「一陽来復」

“The return of light after darkness”

“A new beginning”

そんなふうに感じて

桜の花を見上げる

主役であれ端役であれ

生物種である限り

冬から春に変わる時

最も気持ちが高揚し

最も心が穏やかになる

とはいえ

生物種が自然の

レコンキスタになるのではなく

自然に寄り添って

本来の自分を取り戻し

自然の恵みに手を合わせてみる