いつの間にか

消えてしまうものがある

たとえば、二千円札

日常になじまない

使いづらい

だから、淘汰されてゆく

社会から

受け入れられるときには

それなりの理由がある

人には互いに

考え方や態度、距離感

好き嫌いがあるのは

否めない

古代のように

小集落があるとするなら

考え方や態度、距離感

そこに違和感があれば

別の小集落へ移動する

それが生きやすさの

コツかもしれない

僕は、

二千円札の話に限らず

お金に固執する人は

好きになれない

仮に、

自分の住む小集落に

そんな人がいるなら

話したくもないだろう

村八分とか

そういうものではない

とにかく、

感覚的にイヤなだけだ

僕は、

二千円札の話などしたくない

僕のいる小集落に

二千円札は馴染まない