珈琲の素養

珈琲、この聖なる嗜好品

 

基本的には単一種の珈琲は

あまり好んで飲まない

 

豆の品質だけではなく

焙煎とブレンドの方法が

酸味と苦味の

バランスを決める

 

豆の種類によっては

生豆の状態で混ぜてから

一度に焙煎する

プレミックス

焙煎した豆同士を混ぜる

アフターミックス

 

それぞれに良さはあるが

自分ではできないから

珈琲のマエストロが

選んだものをいただく

 

珈琲は濃いのがいい

 

ナポレオン皇帝が決めた

趣向には気をとられず

計量カップに山盛り二杯

二杯分ドリップする

 

香りよくあたたかいうちに

カップに半分注ぐ

 

口当たりと

鼻に抜けていく香り

コクのある味わい

 

気品に満ちた

芳醇なハーモニーが

疲れを癒やし

心の蘇りと融合する