光の中を進め

光は自分の掌の中で

放っていたい

 

自分だけにしか

分からない

 

この輝きは

心許せる人にしか

見せない

 

表の顔も

裏の顔も

持ち合わせてはいない

 

他人に分かるはずがない

 

あるとすれば

手を閉じているか

開いているかだけ

 

人から

どうのこうのと言われる

筋合いはない

 

その輝きは

汚れた心の持ち主には

見えるはずがない

 

わたくしは光を握りしめ

光の中を進み続けている

そう、自負している