受験産業とダイエット商法

大学受験用の赤本を見てみたけれど

何十年昔と大して変わっていない

英文のトピックスと生物が新しいぐらい

指導要項内容の改訂はあるものの

自分がかつて身に付けた方法で

解決のつかないものはなさそう

本屋へ行くと

質の高い参考書や問題集は

マイナーチェンジを繰り返しながら

生き残っている事にほっとした

それでも新しい参考書や問題集が

あきれるくらい出版を続けている

立ち読みレベルで数ページ読めば

買うに値する本はごく少ないことが

すぐにわかってしまう

予備校の人気講師とかが書いているから

習っている生徒たちがこぞって買うのかな

絶えず新しいダイエット方法を書いた本が

出版され続けているのと同じに思えて

笑ってしまう

保護者が寄り集まって

「何処の塾にする?」

なんて、相談しているけれど

ダイエット商法のチョイスの相談と

変わりがない気がする

たいした問題ではありませんよ

そんなの、きっと

何処へ行くかではなくて

なにをいつまでに

何処まで理解して学力を上げるか

そういう具体性が本質でしょ

痩せたければ

自分に合った方法で

適度な運動と

バランスのとれた食事を考えればいい

単純に、これだけ・・・

「必要なことをきっちりやる」

ダイエット商法も受験産業も

商業路線に乗っかって同じように思えるけど

いい加減、それに気づきましょうや。