哀れみ

哀れみに

肩入れすると

方程式の答えを

誤ったり

解なしのこともある

経験値が低いと

方程式を解く前に

それを判断できない

哀れみは

人の判断を誤らせる色眼鏡

たいてい

哀れみは演じられていて

観客がそれにだまされる

経験が積み重なると

本当の哀れみは

ニセモノの哀れみと

区別が付く

だけど

哀れみを利用して

生きている人は

ニセモノを見破る人が

いることに気がつかない

やっかいなものだ

哀愁なら嘘がない

哀愁には口からの言葉が

伴わないからかもしれない

哀愁なら口を閉じたまま

雰囲気が言葉を語る

男は哀れみに気をとられ

女は哀愁に寄り添う

そういうもんだ