夢と現実と
現実に色濃く染まると
夢は遠ざかってゆく
夢のまま
ぼんやりとした霞のように
頭の中の空想に置き換わる
現実に染まらずにいると
夢は近づいてくる
現実はまことしやかに
実感のない
つまらない厄介者になる
現実と夢の間を往復する事こそ
優れた精神のバランスを
保ってくれる道
現実と夢は
実に厄介で便利な概念
現実しかないと
それは虚しいものかもしれない
夢しかないと
それは実感のない浮遊した世界
若者は夢を追いかけ
大人は現実に重きを置く
夢を持たない若者は
愚かしく
現実しか持たない大人は
魅力のかけらもない
若者よ、現実にとらわれず
夢を持て
大人よ、現実にとらわれず
夢を持て
現実のみに生きる大人
そんなものに興味はない
大人こそ、夢を持て
夢をもつ大人こそ
わたくしの仲間
大きな夢を持たない人間は
狭小な現実にしか
生きる事ができない
それは
わたくしの住む世界ではない
わたくしの大きな夢を嘲笑し
わたくしを狭小な現実に
戻そうとするものは
わたくしの仲間では
少なくともない
住む世界が異なっている
交流をもつ必要もなく
親交を深める義理もない
大人こそ、
大きな夢を持ち続けよう
“Come on,
be with great ambition!”