天は自ら助くる者を助く

誰かが見ている

どこかで見ている

人の道から外れたことを

していないかどうか。

決して目立たないが

人の役に立つ

努力をしている人のことも。

身近な人かもしれない

神様かもしれない

仏様かもしれない

愚かしいことをすれば

誰かが見ている

どこかで見ている。

そしてそれは

自分という存在が

一番よく知っている。

善人ぶった

他人のあら探しばかりするような

原罪意識のない人間に限って

それが分からずにいるものだ。

誰かが見ている

どこかで見ている

そして

「天は自ら助くる者を助く」

あなたはその祈りに相応しい

行動が出来ているだろうか。

自助努力をなしえているだろうか。

頑張っていない人間が

私利私欲のために

どれほど

神様に手を合わせたところで

聞く耳を

お持ちにはならないだろう。

真にあなたは

何かのために

誰かのために

努力しているだろうか。

それを自分に

問いだたしてみることだ。

イェスと胸を張ることが出来るなら

天はあなたに

手を差し伸べてくださるだろう。

きっと、

それが「運」のようなものなのではないか。

そんなふうに

わたくしは常々考えている。