ポジティブな言葉で自己暗示をかけ、理想の自分を想起し、幸運を呼び寄せる方法の一つにアファーメーションという手法がある。紙に書いて目立つところに貼ったりするのだが、昭和の受験生が「東大一直線」などと勉強部屋の目立つところにはりそれを見ながら受験勉強する姿が思い浮かんでしまう。さも新しい考え方のようにネット上でもてはやされたり、新入社員の研修に採用されたりすることもあるそうだが、どうもクラシック感が否めない。大なり小なり皆したことがあるのではないだろうか。

何かうまくいかなくて、それをどうすればうまくいくようになるか。失敗と考えずに目標到達のための素材と考えて次に活かすレジリエンスの発想が優れているように思う。

何もしないより何かすることの方が大切だから、どんなことでもしないよりする方がいいか。

東京都知事選の選況などに意識が向いて現実的な考えに偏っているせいか、つまらぬ話ばかりが頭をよぎる。誰かからお叱りを受けどうだが、僕の場合は政治や経済のことに無関心でいた方が自分の思考バランスを保てるような気がする。世の中が大きく変わるチャンスではあるが、逆に早く終わってほしいイベントだ。