応援=自己愛 / not 祈り

「負けないで」とか

「夢をあきらめないで」とか

「遠い街のどこかで」とか

女性が男性を励ます曲って

割と遠くから

応援してるねって

感じがほとんど

ある意味、軽いんだよね

ありきたりで感情的な美辞麗句に

流されたくはなくて

いい悪いは別として

僕はあまり好きにはなれない曲

なんだよね

応援って、結局のところ「自己愛」

気づいていない人がほとんど。

スポーツ観戦で流す涙と変わらない。

つまり、どこまでいっても

誰かを何かを

応援したり励ましたりしている

「この私」、でしか、ないんだよ。

「愛の讃歌」とか

「Everything」とか

「時の流れに身をまかせ」とか

身をもって

あなたが好きと歌ってる

この曲は応援ではなく

祈りだ

祈りは神への愛であり

他者への愛でもある

男性が女性を励ます曲も

「BRIDGE OVER TROUBLED WATER」

をはじめ、

たくさんある。

そばにいて命をかけるって

直近から囁く

実感を込めて

命懸けで守るって歌ってる

男と女の励まし方って

違うんだよね

女子目線の励まし方って

当てにできないことが多いし、

男子目線の励まし方って

思い込みや勘違いが多いんだよね

生物種の違いかな・・・

一般的な話としては

男はわがままで

我が身を捨ててズッコケる

女は冷静に

まず

自分のことを考えて

怪我しない高台から眺めてる

「愛の讃歌」レヴェルでないと

当てにできないと

考えるのは

僕だけだろうか

祈るふりして

実は応援しているだけの

自己愛には、関心が持てないなあ

応援ではなく、祈りこそが

他者への愛の原点

僕はそう思って揺るがない

古い人間ですから。