恋する乙女

鏡に映る瞳の先には

自分を通り過ぎて

あこがれのまなざしが

現れては消える

瞬きしないように

もう一度

鏡を覗き込む

恋する乙女だけに

許された遊戯

熱情は戯れであっても

それに気づくことはない

現実から飛び出して

自分の夢の中に

生きている

恋する乙女なら、

現実に

涙するより

夢の中で

笑っていてほしい

そうすれば

夢が現実に

変わるだろう