愛を忘れない

たわいもない感想さ

君の二酸化炭素を

吸って生きていたい

酸欠になっても

かまわない

歩道橋の影をくぐる時

そう思ったんだ

愛は息が出来ないくらい

苦しいものかもしれない

それをしあわせと

感じる奇異な心模様

酸素がなければ

生きられない人間

二酸化炭素がなければ

生きられない僕

僕の愛は矛盾に満ち

奇異なものかもしれない

だけど、僕にしか

感じられない愛があるはず

そう、愛を忘れない

そう、愛をありがとう

夢の続きを

現実の中にみる

歩道橋を通り過ぎた時

光が差した

そこに君がいたんだ

愛を忘れない

愛をありがとう

運命の糸は赤いのかい

僕はそうは思わない

僕にしか、わからない