断末魔の叫び
寿命が尽きて
終わりが近づいてくる時
苦しみや恐怖はあるだろうか
・
断末魔が訪れても
わたくしは叫び声も上げず
安寧な心象でそれを無視して
旅立とう
・
死とは他者のものであって
自分のものではあり得ない
自分の死など興味もない
他者の死には
感情を与えることができるが
自分の死に
自分の感情を与えることなど
できはしない
・
自分の死は他者のもの
自分の死は
自分のものではない
叫ぶ必要もなく
恐れ慄くこともない
断末魔の叫びほど
わたくしの忌み嫌うものはない
・
ただ潔くゴールの日まで
懸命に生きるだけ
