風がふいているよ

街路樹がゆれているよ

 

小鳥がないているよ

どこにいるのか

わからないんだ

 

僕の心の中も

風がふいているよ

気持ちがゆれているよ

 

本当の自分が

どこにいるのか

わからないんだ

 

今はただ

風に吹かれているよ

小鳥のうたを聞いているよ

 

でも

大丈夫さ

思いっきり

深呼吸してみたんだ

 

そしたらね

自分は

ここにいるじゃない

 

簡単なことに

気付けないくらい

道端で転んで

傷ついちゃったんだ

 

膝から血が出たよ

痛かったよ

 

でも

通りかかった人に

ハンカチでおさえてもらって

嬉しかったんだ

 

人を信じてみようかなって

気がしてきたんだ

 

まぶしいよ

 

太陽が輝いているよ

風が止まったよ

 

そうだ

とりあえず

歩き出してみよう

 

きっと

いいことが起こる

気がするんだ

 

きっと

本当の自分を取り戻せる

気がするんだ

 

そして

新しい自分も

ついでに掴み取ってやるさ

 

僕はこれくらいのことでは

くじけない

 

そうさ

自分自身を変えていくんだ

 

ねえ、

君に約束するよ

僕は新しくなるって。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

2016年10月から

このコーナーを綴ってきました。

気がつくと、あっという間に

本日で、2000作目。

 

みずしま小児クリニックを

開院して約５年半の間

毎日、1日も休みなく、

続けて来られました。

 

詩、散文、エッセイ、童話など

色々とこれからも

綴っていきたいと思います。

 

時代はダイナミックに

移り変わっていくでしょう。

 

体調が許せば、

あと20年は続けようと

思っています。

 

そのうち、

日本語や英語だけでなく

ポルトガル語・ドイツ語・

フランス語・ロシア語・アラビア語

イタリア語・韓国語・中国語

でもお伝えすることが

できるようになれば、と思います。

 

国境なんていう、

線の引き方は

どうしても、好きになれません。

 

肌の色や髪の毛の色や形で

人を評価するのは

古い時代を生きてきた

人たちのすることに

思えてなりません。

 

生まれつきでも

オシャレやファッションでも

自由に個性を発揮して

誰もがそれを認めてあげる。

規則や固定概念で

偏見を持つのは

できるだけやめにしませんか。

 

世界中の人たちと

言葉の花束を

やりとりしたいと

考えています。

 

言葉を綴って

紙飛行機にして

思いっきり

飛ばしてみたい

子供の頃のように

 

国境なんてもの

意識しないで、ね。

 

せっかく

同じ地球という星に

生まれたのだから

お花見の

場所取りみたいなことで

喧嘩したりせず、

みんな楽しく

笑顔で生きていられる

ありきたりな日常を

共有していたいです。