晩夏の夜
押し寄せる小さな波と
サッカーまがいの
遊戯をするのも
もう終わりにしよう
・
もうそこまで足音が
しているから
・
コオロギが鳴いて
知らせてくれる
晩夏の夜
・
草むらに聞き耳をたてる
唯一の時節を握りしめ
夏の浜辺で日焼けして
あきれるほど聴いた
ジャズボッサの記憶が
薄れてゆく
押し寄せる小さな波と
サッカーまがいの
遊戯をするのも
もう終わりにしよう
・
もうそこまで足音が
しているから
・
コオロギが鳴いて
知らせてくれる
晩夏の夜
・
草むらに聞き耳をたてる
唯一の時節を握りしめ
夏の浜辺で日焼けして
あきれるほど聴いた
ジャズボッサの記憶が
薄れてゆく