青空が広がる大地に歩き

 

雨に打たれて

びしょ濡れになり

 

雷鳴に怯え

隠れる場所を探す

 

よからぬ病に熱を発し

食べることもままならず

当て所なく彷徨ってみたとて

 

やがて青空が広がる大地を

噛み締めながら歩いてゆく

 

やれることは

今を精一杯生きること

 

そのうち雨は止み

太陽が見方をしてくれる

 

そんな生き様を繰り返しながら

懐の深い、情に厚い人間になる