洋楽との出会いの自覚から始まって。。。

これは洋楽だと自覚した

最初は小学6年生

 

ベイシティーローラーズ

タータンチェックをまとった

イギリスのアイドル・ロックグループ

 

ほぼ同時期にKISS

今で言うビジュアル系の

ヘビメタ・ロックだろうか

デトロイト・ロック・シティという

楽曲のレコードを買って毎日聞いていた

 

中1になるとカーペンターズや

ビートルズ

アースウインドアンドファイアー

ギルバート・オサリバン

知り合いからLPレコードをもらって

毎日毎日、聞いていた

 

そこからはラジオFMで

ビルボード・ヒットチャートに

ランキングされた洋楽を

手当たり次第に聞いていた

それこそ、名前を数え出せば

きりがない

 

何故か、途中からクラシック音楽へ

方向を変えた時期もあった

ショパン・リスト・バッハ・モーツアルトetc.

グレゴリオ聖歌・バロック音楽から

ワールドミュージックへ

 

YMOが登場して

さらに音楽の

方向性は多様化していった

 

特に趣向もなく、何でも聞いていた

流行りの曲ばかりだったから

まともな音楽評論なんて出来なかった

 

小中学校の授業の音楽はつまらなかった

高校では音楽の授業は選択しなかった

 

だから、ちゃんと音楽を学んだなと

思えたのは、

坂本龍一氏がまとめた「schola(スコラ)」

というCD付きの書籍シリーズだった

 

音楽にこだわりのある友人に出会ったのは

医学部学生の頃だった

60年代とか70年代とか80年代とか

そういう捉え方でいろいろな音楽を

聞くようになった

 

ずっと聞いていたから

時代のくくりで音楽を考える事が

出来るようになっていた

 

驚いたことに、新しい音楽が

次々と誕生しているわけではなく

少しずつスライドしているだけだった

 

この曲って80年代の誰々っぽいとか

いまだにユーロビートがうけるんだね

なんていうと、嫌われてしまう

 

売れ線の曲なんて、

分かってしまうから

つまらなく楽しんでいる

 

新曲と言いながら

何処にも新しさがない

ただこういう曲は

売れるんだよねって

分かってしまう

 

古い時代の楽曲を

想い出しては

聞き直している

耳からだけでなく

今頃になって

ようやく動画で。

 

邦楽まで含めれば

趣向は

やはり、ばらばらで

統一性がない

 

音楽はなくてはならないもの

音楽領域に

多様性を持たないひとは

つまらないと

思ってしまう。

 

日常生活に

音楽がリンクしていない

人生って、あるのだろうか

 

少なくとも

音楽・映画・書籍・絵画と

花鳥風月の自然は

どこまで行っても

離れて暮らせない