流れている涙のわけを

理解できなかった

・

設計図が完成していない未来を

不安に想うのだろうか

・

幸、不幸で

見えない時代を思い描いても

僕には答えることは出来ない

・

ただ言えるのは

なるようにしかならない

なるようになる

それだけさ

・

どんなに用意周到に

準備しておいても

予想外の何かが

必ず現れるもの

・

理不尽さに

腹を立てる暇があるなら

開き直って

肩の力を抜いて

心の緊張をほぐすことさ

・

人間の身体はただでさえ

常に重いものを抱えている

・

そうなんだ

誰しも

首から上に

10ポンドのボーリング玉を

常に乗せて動いている

そりゃ、肩も凝るさ

・

いずれ

道は開けるものさ

どんなに悩んでも

どんなに涙を流しても

つまるところ

なるようにしかならない

そして

なるようになる

・

分からないことに

答えを出そうとするより

分からないまま

その時になんとかすればいい

なんとかなるものさ

・

真剣に生きるには

いい、加減に、生きるのが、よい

いい”湯”加減が

そのイメージに似つかわしい

そんなふうに、僕は思うよ