理不尽さが正義に変わるなんて・・・

合点のいかない人間関係

腑に落ちない評価

 

評価を下すものは強く

評価を下されるものは弱者

 

お気に入りは評価され

気にくわなければ

バッサリ切り捨てられる

 

よくある話だ

よくある理不尽だ

 

しかし、

それが教育の現場で

あってよいものだろうか

 

内申書という優待券を持つ教師が

気に食わぬ生徒を

主観に満ちた判断で

バッサリ切り捨てていいものだろうか

 

いいわけがない

 

教育者として不適切と思われる教師を

どうすべきか?

 

学校で、合点のいかない面談を繰り返して

疲れ果てている

保護者と本人を守るために

 

「不毛な理不尽を作り出す者こそ

バッサリ切り捨てるべきである」

そんな怨念のような思いを

保護者や本人から感じ取ってしまう

 

教育とは、

生徒にその教科への関心をもたせ

質のいい知識と切れ味のいい思考力を身に付けるよう

導くための手段の一つであるはずだ

 

教育者は、

そのために存在しているのではないのか?

 

やれサッカー部だ野球部だバスケット部だと

部活動で顧問として幅をきかせ

自分の技量レベルを反省することもなく

自己満足な人選でチームを作り

絶対権力者となる

 

本業の学業伝達に満足な内容を

盛り込むこともできず

不可解な試験問題を出題し

できの悪い生徒を創り出し

主観に満ちた判断で裁いて

ほくそ笑んでいる

 

そんな教師、誰が尊敬するでしょうか

そんな教師、誰が近づいて話したいとおもうでしょうか

 

そんな教師に向けられるのは

内申書を守るために

うわべだけの歯の浮くような生徒や保護者の褒め言葉

同僚の教師も

事なかれ主義的に接しているのだろう

 

そのとき

理不尽さが、正義に変容する

 

何という愚かさ・・・

 

周りの弱者が

取り入って

気に入られようとして

暴君を育ててしまう

 

ますます調子に乗って

影でどれだけ悪口を言われているかも

知るところではないのだろう

 

あなたは、教育者ですか?

そう、問うてみたい。

 

あなたには

切り捨てた生徒たちの

本当の良さや個性がわかりますか?

 

それがわからぬ教師を罷免するシステムが

この時代になってさえ、

必要であることが哀しい。

 

やりきれない思いの出口が

閉ざされて、隠蔽されている

 

理不尽さをかみしめて

我慢して

下を向いている生徒がいることを

忘れないでいただきたい

 

<・・・・・>

仕掛けに引っかかったひな鳥が

足を痛めて、ピーピー鳴いているよ

 

聞こえてくるんだ

ひな鳥の鳴いている声が

 

耳に入ってくるんだ

ミューミューと泣いている

納屋の片隅で産み落とされた子猫が

行き場を失って泣いている声が

 

誰が手当てをしてあげましょか

誰が抱きしめてあげましょか

<・・・・・>

 

実際に

下を向いたまま診察室に訪れる

カウンセリングの必要な

中学生が

なんと多いことか

 

教えてください。

わたくしは、なんと診断名をつければいいのですか?

 

医療者のわたくしであっても

黙っているわけにはいかなくなってきている

 

限度がある!

 

未成熟な生徒たちのこころを傷つけておいて

素知らぬ顔をするなんて。。。

 

教育者とは、一体何なのでしょうか・・・・・

 

子どもたちへ未来を託すために

あるのではないのですか