白い約束

信用されていないのでしょうか

そう感じさせる、

そんな言葉を投げかけられた時

嫌になっちゃいます

いったい、僕を

どんな人間だと思っているのでしょう

絶望的な孤独に襲われて

二十歳前後で経験した

どうしようもないくらい

引き裂かれていた自己心象が

フラッシュバックして

「孤独の哲学」とか

「引き裂かれた自己」とか

当時読んでいた本の存在を思い出します

人間にとって最も孤独な状態に陥るのは

人から信頼されていないと考える時です

僕に対して白い人と

人間関係を保っていたいと思いますが

僕に対して灰色の人や黒い人

(もちろん肌の色ではなく

心の向け方の色のことです)とは

関わりたくないと思います

白い約束

僕の好きな言葉です