人類が直立歩行して

持て余した手

それを支える冴えた脳

 

火と道具を創り出して

強いだの、弱いだのと

権力を生み出してしまった

 

それでも神様のことは

忘れなかった

 

武力

権力

神様

 

三角形を作って

その上でサーフィンしてきたのが

いまの我々かもしれない

 

だんだんと複雑な武力と権力

 

だんだんと新しい技術革新と政治力

 

ずっとずっと神様だけはシンプルなまま

 

もはや三角形は何処かに消えてゆき

サーフィンどころではなくなった

 

 

人類が四つ足歩行のままなら

武力も権力も食物連鎖だけに終始して

神様はいつもニコニコしていられたろうに

 

立ち上がって

争いすぎたせいで

終わりのようなものが始まった

 

心晴れやかに

子犬のように

ボサノバに戯れて

いたかもしれない

わたくしたち

 

空も風も神様も

ニコニコしていて

それをみて

わたくしたちも

ニコニコして

平和な日々が・・・

 

立ち上がってしまった以上

後戻りは出来ない

宿命・運命・悲劇・喜劇

 

だけど

やっぱり

心晴れやかに

子犬のように

ボサノバに戯れていよう、

とおもう

 

 

直立歩行が始まらなければ

人類は、木の枝に実ったリンゴを

かじったりしなかったかもしれない

 

でも、かじってしまったんだ

 

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たま さよなら人類　高音質