相対する

あい・たい・する、とは

たとえば会議で

お互いが

同じ条件の下で

議論すること

近頃になっても、

良い方向へと向かおうと

斬新な発想が若者から

提案されても

そっぽを向き、

旧態依然とした

古参の議員が

質問発言もせず

居眠りをしたり

関係のない本を読んだり

している議会現場が

地方にはあるようだ

新参議員が質問するにしても

揚げ足を取って

引きずり落とそうとする

やれ

ルール違反だの

やれ

これまでの慣例にそぐわないだの

昔の言葉で言えば

「村八分」

曲解された

「郷に入っては郷に従う」

ただただ

市町村民に向き合い

問題点を議会にくみ上げて

市町村の今と未来を

よりよくしていこうという

発想のない古参議員がいて

邪魔をしているらしい

場合によっては地元紙までが

なあなあの関係で

古参の議員・組織会派の味方をして

情報が不正確に伝えられることすら

あるらしい

既得権益保守のための護身や

権力の私物化に気付くことすらなく

政治に関与しているとしか思えない

議員会派の存在する地方自治体が

数多あるようだ

我々が知らないだけの

驚愕の事態

市議に出向く公の仕事は

年間に僅か40-50日しかない

それで年収600~1200万前後

かつ副業も可能

市民の声に耳を傾けて

頑張っておられる議員なら

それでも不十分かもしれない

会派の意見に一存して安心し

質問も発案もせず

議会で居眠っている

「蝉の抜け殻」のような

議員が、もしいるなら、

許せない感情が湧いてしまう

なにより、

一番頑張っているのが

選挙の時なんて、悲しい。

選挙ポスターの笑顔だけでは

街は良くならない

同じだけの笑顔を

住民ができるように

なっているだろうか

住民は思っているでしょう。

少しでも

街をよくして下さい

誰もが住みたいと思う

住みよい街にして下さい

と。

若手の議員が

今の時代に合った

発想と手法で住みよい街に

変えようとする力は素晴らしい

それを無批判に握りつぶすなら

老害と言われても仕方がないだろう

「若者よ、

カビが生えて硬くなった

高くて分厚い壁であっても、

乗り越えるために、

がんばれ」

そう言える老生でいたいと思う

古いものが良いわけではない

古いものが悪いわけでもない

新しいものが良いとは限らない

だからこそ、

「何が」

今と未来の市政県政に最適であるのか

真っ白な気持ちで相対してほしい

詳しくはわからないが、

京都は大丈夫なのだろうか

少し不安になってみたりする

新しい風が涼しげに吹いて

古いものの良いところと

新しいものの良いところが

美しくリンクして、

観光集客事業だけでなく

住民のことを真摯に考えた

住みよい街づくりの

新たなビジョンが

見てみたい