紺碧の午後

あなたと歩いた午後

季節外れの落ち葉を

踏みしめながら

肩を並べて
手を握りしめて

頭の中は空っぽのまま

何も考えなくても
あなたといるだけで
時間はゆったりと
流れてゆく

公園のベンチに座って

人目を気にしながら膝枕

このまま時間が

止まってくれればいいと
繰り返し想う