自分の人生への旅立ち

赤ちゃんを抱っこしていると

この上ない安心感に包まれる

赤ちゃんもきっと同じ感情

純真無垢に何の邪心もなく

頼られている実感が

心を温めてくれる

寝返りをしたり

独り歩きを始める姿を

見ている時も同じような

気持ちでいられる

3歳4歳になって

自我らしきものが芽生えると

そうはいかなくなる

親の気持ちへの全面的な依存から

子供の個性を認めてあげる時期が来る

当然そうやって子供は育ってゆく

自分の道を歩くようになると

親心としては少しわがまま言ってみたくなる

「自我なんて、なければいいのに。」

自分とは異なる一人の人間として

対等に考えをぶつけ合って

お互いのいいところや良くないところを

議論する

それって、親子でなくても

一般社会の中でも誰とでもできること

いつの間にか

人間対人間の関係が出来上がる

そういえば

野村克也氏が生前に言っていたっけ

お金を残すのは三流

名を残すのは二流

人を残すのが一流、と

私は何かを残せているのだろうか