言葉の意味を支える背景

会話をする時

言葉の抑揚

相手の表情や仕草

その場の状況

すべてを加味して

言葉の意味が成立する

 ・

読書をする時

活字を介して

文脈をたどりながら

2次元の活字の世界から

3次元の現実ないし

非現実的な世界を

再構築して

言葉の意味が成立する

 ・

言葉は概ね理解されるか

理解されないかに帰着する

 ・

ところが、LINEはどうだろう

普通の会話を

文字に起こして相手に伝える

手段の一つ

文字を書くのが面倒なら

近しいイメージを

スタンプ一つで済ますことが出来る

それで

本当に伝わるのだろうか?

概ね伝わるだろう

ところが、ある種の誤解が生じて

自分の意図していることとは

別な解釈をされて

大きなトラブルが

発生してしまうことがある

話し言葉と書き言葉が交錯して

普通に会話する時の

言葉の抑揚や相手の表情や仕草、

想定していないタイミングで

送られてくるために

その場の状況も分からない

だから、

言葉の意味が成立しない場合ある

明らかにLINEには

意思疎通媒体として限界がある

それと、分かっていても混乱する

お気軽な手段だが

将来的には

もっと改善される点がたくさんある

例えば映像媒体での料理番組

匂いは届かない

試食することも出来ない

見た目だけで我々は

料理番組を信用してしまう習慣が

出来てしまっている

本当はどうなんだろう?と

疑ってかかる前に

習慣的に信じてしまっている

会話的な内容を伝える媒体では

言葉の抑揚、

相手の表情や仕草、

その場の状況を加味して

言葉の意味を理解することが

とても大切なことを、

忘れないように

気を配ることが必要