2 m

ソーシャル・ディスタンス

2m離れて過ごそう

 

COVID-19のパンデミックを契機に

そんな標語が出現した

 

ソーシャルと言えば

ダンスとくる

 

この造語は

ソーシャルと言えば

サイエンス

の方だろうけれど

 

ソーシャルから

社交的という意味合いが消え

社会的という一対一対応の

多義性の失われた言葉に

なってしまうかもしれない

 

社交的という概念なら

人と人との距離を埋めるように

向かい合ったベクトルが

近づいていくイメージ

 

だから、

ソーシャル・ディスタンス

2 mという言葉を聞いて驚いた

 

ベクトルの向きが

反対になっているって

 

人間関係に関する

パラダイム変換がすでに

始まりつつあるんだ、と想像した

 

分離した社会的存在が

距離を置いて協力し合うには

どうすればいいか

 

自然に解決されてしまうだろう

 

もちろん、

既成の概念から逸脱して

新しい人間関係が登場するだろう

 

社会生活の意味合いも

全く変わっていくだろう

 

分離して協力する機能的集団

それには、リーダーの有り様も

集団組織のシステムも変化する

 

次世代的にそれを考え

実践するにはどのような形態の

可能性があるのか

 

思考実験しているところだ