AIの発達と人口減少で変わる世の中

京都人の僕にとって

8月17日は、

前日に、送り火でご先祖様を

お見送りした後の、

1年の始まりの

節目だと考えている

 

それで、ちょっと今の時代を

考えてみた

 

何だか、いきなり怖い話

スタンフォード大学の研究論文で

AI (人工知能)の発達によって

十年後には、なくなってしまう

可能性のある仕事業種が

約700ほど示された

 

そのうち、

トップ群にあげられているのは

一般事務員

銀行員

警備員

建設作業員

スーパー・コンビニ店員

タクシー運転手

電車運転士

集金人

ホテル客室係・フロントマン

生命保険取扱者

工場勤務者

(日本語訳が下手かもしれません)

 

みんなAIの発達した

機械やロボットが

人間の代わりをするそうだ

 

コロナウイルスの影響の

有無にかかわらずとも

大きく世の中が

変わろうとしている

 

ウソじゃないの?

なんて思うかもしれないけれど

 

そもそも

約30年前でさえ

CDもコンビニもカラオケも

携帯電話もなかったし

そういう便利な物が

出現することさえ想像できなかった

ガス・ステーションだって

まさか、セルフになるなんて

思ってもみなかった

You Tuberなんて職業もなかった

情報媒体の変化が著しく

新聞を定期購読しない家庭が

相当数、急増しているし

今後、利益にならないテレビ局は

スポンサーの協力が得られず

消えていくらしい

驚きだね

 

時代は加速化している

だから、今後10年程度で

状況が全く変わってしまうのは

本当かもしれない

 

リストラの嵐と

新規雇用採用者の段階的減少

業種によっては

最終的には新規採用ゼロ

雇用者を増やさない、

減らす方向性

 

そういう現実は

もうすでに始まっていて

まわりでも

目にするようになっている

 

ちなみにうちのクリニックは

雇用者を減らす考えはゼロ

 

医療はお金儲けが主目的ではない

夢物語や理想論を

話しているわけでは決してない

 

「病気を治して、笑顔を取り戻すこと」

それが最大の目的

 

そのために何が必要かしか、

考える必要がない

 

そんな甘い考え方で、

生き残れるの?と

もし、馬鹿にする人がいれば

そのひとは医療というものが

わかっていない人だろう

人の命や心を

救ったことのない人だろう

 

みんなで楽しくチーム医療を

続けていきたい

 

だから、今後、

クリニックのスタッフは

医療の目的を理解できる人なら

増えることはあっても

今より減らすことはない

 

コロナウイルス・パンデミックの影響で

病児保育を含む、子育て・親子ケア関連の

新規会社の開設(利潤目的ではない)は、

タイミングが遅れてしまうことになるが

日本医師会・京都府医師会のご加護のもと

諦めずに、計画を温めている

 

自動支払機を導入しても

問診ロボットを導入しても

共存してうまく利用し、

あくまでも

「人間主体の医療」を展開する

 

時代の流れ?

時勢に逆行していようが

流れを決めるのは僕の責任だ

 

日本は人口減少が進んで

今の1億2千万人から、

やがては7千万人弱くらいに

減少していくことが

今後30年で予測されるとの、

報告書も出されている

ちょっと想像しにくいけれど

日本が先進国でなくなる可能性がある

 

第一子出産の平均年齢が

30歳を超えてしまった

さらに、超高齢化が進行している

 

少子化が進み、

高齢者が増加から減少に転じていくと

本当に日本の人口が半分くらいに

なってしまうかもしれない

一人にかかる負担が2倍にならないように

AIに頼らざるを得なくなる

 

もう少し話をすると、

高度経済成長期の日本人が持っていた

「豊かさの常識」を

修正しなければいけない時期に

さしかかっている

 

高度経済成長期が終わり

バブルがはじけ

コロナウイルス・パンデミックが

訪れている現在、

 

経済アナリストによると

国民の負債負担の3大原因は

「持ち家・生命保険・自動車」

だそうだ

「家は賃貸・保険は最低限・車はリース」

それが、これからの常識に変わるらしい

 

高度経済成長期に

重要視されていたものが

実は、

不必要な負債を抱えるだけの

生活を苦しめる原因になることに

ようやく世の中が気づき始めてた

気づかざるを得ない時代になった

 

もちろん、

不安になど思わなくても

常識は自然に変わっていくものだ

 

 

自己実現こそ人生の目的でしょ

無駄を捨てる技術を持って

楽しく、明るく、気楽に

生きていきましょうや

 

間違いなく

生産年齢層の働き手が

急激に減っていく世の中が来る

 

機械やロボットが仕事を奪うどころか

機械やロボットに仕事を

サポートしてもらわないと

豊かさを保てなくなると

いうことだろうね

 

職を失うという意味ではないと

思うけれど

AIの足音は着実に近づいている

 

暗い話か、怖い話か

良く分からないけれど

目先の業績だけを考えて

生きている人が

世の中どれだけ多いことか

何十年も先の諸人の幸福に

目を向けて行動している人が

どれだけいるだろうか

 

「種をまいて

栄養を与え

ていねいに

水を与え続けないと

大木は育たない」

 

経済も教育も何もかも、そう

 

「どんな種をまくと

人類の未来は明るくなるのか」

 

自分の任期内の業績しか

考えていない人達には

できない発想

 

これからの人達は

明るい未来のために

新しい価値観、

新しい常識、

を作って

生きていってほしいと

切に願う

 

いい方向に向かうことを

老生は祈るのみです