こころは、お花畑のように
心って
どこにあるのでしょうか
綺麗なお花畑にあるのです
名も知らぬ花々が
目に入る風景を
彩っています
誰が見ても美しい
真っ赤な花が咲いていたり
端っこの方で
ひっそりと身を潜めるように
薄紫色の花が咲いていたり
咲き誇る花々に隠れて
枯れて散り去った
花もあります
枯れた花は真っ赤な花に
妬みも嫉妬もありません
かつての自分にも
咲き誇る時期があり
時間とともに
今の自分になったことを
知っているからです
真っ赤な花も威張ったりしません
枯れた花をみていずれは自分にも
順番が回ってくることを
知っているからです
咲き誇り
枯れて散り去る定めを
みんな知っているのです
綺麗なお花畑は
咲き誇り
枯れて散り去ることを
繰り返し
それでも綺麗なままでいるのです
そんなところに
心があればいいなあと思います