ご馳走
おにぎりが
たべたいよ
小さな女の子は
言いました
お米の配給も
ままならない時代に
おにぎりが
たべたいよ
小さな男の子も
言いました
僕はきっぱりと
言います
戦争は嫌いです
国益ばかりを
考えて
政治家たちが
動いていると
時代が逆行してしまう
かもしれません
お米の配給も
ままならない時代に
もどって
もう一度
こどもたちに
おにぎりが
食べたいよって
言わせるつもりですか
過去の清算、
それは、わかります
日本が他の国々に
残した爪痕は
いつになったら
癒やされるのでしょうか
何のための国家なのでしょう
誰のための国家なのでしょう
みんな。たまたまその国に
生まれただけですよ
僕だって
たまたま日本に生まれただけで
日本を選んだわけではありません
国を動かしたり出来ない
無力な僕でも
どうしても
言っておきたい
幸せを願って
みんな、
今を懸命に
生きているんですよ
それを脅かすような
方向を作らないでほしい
ただ、
誰に向かって
発言したらいいのかも
わからないのです