しあわせってなんだろう

過去の心理学者たちの

言葉に耳を傾けてみよう

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健康であること

ほどよい程度のお金があること

美しいことを感じる能力があること

人と仲良くしていく能力があること

朝起きた時、

やらねばならぬ仕事があること（ユング）

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自分自身が好きかどうか

よい人間関係を持っているかどうか

人や社会に貢献しているかどうか

（アドラー）

・

これらに限ったことではなく

たくさんの人たちが幸福論を展開してきた

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「しあわせ」という言葉がある以上

明確な定義があるはずだ

しかし言葉の定義はそれ単独では

できるはずもない

「しあわせ」と「ふしあわせ」のように

言葉の意味は何処までも相対的なもので

対立概念がないと意味をなさないからだ

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どんなに偉い人が

どんな表現を提示してくれたとしても

それに満足するのではなく

その定義に当てはまらないから

「しあわせではない」とは言えない

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概ね

さまざまな言葉は

一対一対応で意味が決まるけれども

「しあわせ」という言葉は

そうではなさそうだ

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命の数だけ「しあわせ」の意味が存在する

自分にとっての「しあわせ」がどういうことで

自分にとっての「ふしあわせ」がどういうことか

できればそのことを誰かと共有できるのがよい

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一般論は通用しないかも知れない