アステカの夢

アステカにいたんだ

 

神殿の横で

居眠りをしていたら

ジャガーの戦士に

肩をたたかれて

目が覚めた

 

言葉が全然

通じないんだよ

だけど不思議に

言っていることが

分かる気がしたんだ

 

神話の世界へようこそ

神殿の中を目に焼き付けて

あなたの世界へ戻りなさい

 

確かにそう言っている

気がしたんだ

 

軽く会釈して

神殿へ続く石の階段を

登り始めたら

すべてが消えてなくなって

僕はひとりぼっちに

なったんだ

 

不思議なストーリーだろ

 

だけど確かに

そんな雰囲気が

僕を包んでいたんだ