アメリカン・ジョーク

大学院生の時

それなりに研究が進んで

国際学会で発表する機会を得た

アメリカのフロリダ州

オーランド

シャトルバスで会場に行く。

たまたまそのときの運転手が

陽気なおじさんで

マイクでご当地自慢を始めた

「俺の名前はリッチ。

よろしくな・・・」

目的地に着く前に

「何か質問ある?」っていうから、

一つ質問した。

「あなたはお金持ちですか?」

(Are you rich?)

シャトルバスの乗客はみんな笑って

小さな日本人の僕に拍手喝采が起きた

運転手のリッチさんはこう答えた

「もちろんさ、

毎日ピッツァ食ってるよ」

さらに爆笑が起こった

降りる時、運転手さんとハイタッチした。

約1週間の滞在を終え

朝の4時にホテルを出て

空港に行かないと

飛行機に乗り遅れてしまう。

荷物が多かったので

前日に現地のポーターに

予約して迎えに来てもらった。

ドアをノックする音がして

開けると

明らかに機嫌が悪い

大男が立っていた。

荷物の多さを見て

にらまれている感じがした。

とっさに

「荷物の中に

ミッキーマウスが入っているので

重いですよ」と

もちろん英語で説明した。

その途端、大男は大笑いして

「オッケー、そっと運ぶよ」と

機嫌良く運んでくれた。

そんなもんだよね

アメリカ滞在中

9回ほどジョークを飛ばして

7回うけた

僕のジョークは

アメリカでも通用するんだっていう

経験をして、とっても楽しかった