コネチカット
たまたまふってきた言葉
コネチカット
何だか引っかかるところがあり、すぐに思い出したのが、マーク・トウェインによって書かれた風刺的な小説。
コネチカット州出身の主人公が古い時代にタイムスリップして中世のある王朝時代に逆戻りした。その時代を現代技術の知恵で乗り越えようと奮闘するが様々な困難に直面する。詳しくは忘れてしまったが、時代的な社会・政治問題への愉快な風刺だったと記憶する。
発想としては映画の”Back to the future”とかテレビドラマの「仁」のようなもので、ただ自分のすることが歴史を変えてしまうのではないだろうかという危機感みたいなものはなかったような。
ある時代から別の時代を眺めた時に、見えてくる正義とか利便性とか倫理観のようなものの違いが、よくよく考えてみると愉快なものだとわかる。善悪すら時代によっては変化するものだ。